東京で住み続けるための東京都の取り組み

東京フィフティ・アップという取り組みをご存じでしょうか。

東京都の福祉保健局が実施している取り組みで、主に50代・60代のこれから高齢期を迎える世代の方を対象として、高齢期に向けた仕事や趣味、社会貢献活動などのライフプランを考えていただくためのヒントや、歳を重ねても安心して暮らしていくために役立つ情報等をお伝えすることを目的に実施しています。

その中では、多くの方が気になる仕事、ボランティア、趣味、健康長寿、生活サポートといった内容について情報が掲載されています。

福祉保健局に問い合わせてみたところ、きっかけとしては、定年後の地域とのかかわりを持ちたいという方がいたり、社会参加のきっかけを探している人が多いということで、そのような方々のQOL(クオリティオブライフ)を上げるために取り組んでいるということでした。

それぞれ東京で暮らし方々に豊かな高齢期を迎えていただくために取り組んでいることだということをお話いただきました。

実は、佐久市では同じ文脈ですが、これに加えて、人とのつながりが持てないと健康寿命が短くなるということがわかっているので、そのような観点からつながりを持ちましょうという話があります。

また、健康寿命が短くなるということは、それだけ医療や介護にかかる負担も増えることになるので、個人の負担としてはもちろん、行政の負担としても増えるため、このような観点からの取り組みともいえると思いました。

しかし、東京都としてはそこまでの意図はないそうで、ここに地方と東京とのギャップというものを垣間見た気がしました。

ホシノマチ団地の生涯活躍のまち事業は、豊かな生活を送るための移住という選択肢を提供しているわけですが、フィフティ・アップブックという冊子にはそのような情報はありませんでした。

この件についても聞いてみたところ、東京都としては広域自治体なので、奥多摩や島しょ部などの人口減少の地域もあるため、他の道府県への移住を促すような取り組みは提供しないということでした。

残念ながら、奥多摩や島しょ部への移住といった情報もこちらには掲載されていないのですが、今後追加されてくるかもしれませんね。

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