【移住者インタビュー】大日向小学校へ教育移住した家族のリアル:自然とつながれる環境が魅力!

移住者専用のホシノマチ団地には、教育移住をした家族が数多くお住まいです。

実際に教育移住者のお子さんが通っている学校は、大日向小学校、さやか星小学校、認定こども園ちいろばなどがあります。

今回のインタビューは、1年前の2023年の4月、お子様の大日向小学校入学を機にホシノマチ団地に教育移住されたご家族のお話をお届けします。

・大日向小学校の学校生活

・お子さんの成長を感じるとき

・暮らして感じる団地ならではのメリット

など、リアルなお話を聞くことができました。

大日向小学校を知ったきっかけ

あたらしいしょうがっこうのつくりかた」という本を読んだのがきっかけでした。
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当時はまだ子どもが幼く、小学校選びを具体的に考える時期ではなかったですし、長野県に縁もゆかりも無いこともあり「とても魅力的な学校ができたんだなぁ」と記憶に残る程度でした。

イエナプラン教育以外にも、いろいろな新しい教育についても調べるようになりましたね。

その後、大日向小学校の開校2年目に知り合いのお子さんが大日向小学校に入学されました。

その方を通じて学校生活や教員の皆さんのことを知るようになって、徐々に「うちの子や私たち家族にぴったりの小学校かもしれない」と思うようになりました。

子どもが主体性を持った行動へ変化

小学生になるまではとても引っ込み思案なタイプでしたが、入学してからみるみる積極的になって、大きな変化を感じます。

大日向小学校には宿題がないのですが、誰に言われるでもなく家で算数の計算を始めたり、覚えた漢字を使って文章をたくさん作ったりするんですよね。

これが主体性というものか、と感心するばかりです。

これから先を想像しながら、保護者としても学校生活を楽しんでいます。

本物を学ぶ:大日向小学校の特徴

実際のクラスは、1年生10名、2年生10名(±1名)の異学年クラスになっています。

少人数であることや、毎日サークルになって話す習慣などは、とても大日向小学校らしいなと感じますね。

それから、大日向小学校では「本物を学ぶ 」ということを大事にしているのです。

さまざまな面でこの基本原則を感じることがあります。

学校の周りの豊かな自然を存分に活かしているようで、川へ行ったり、果実の畑、山などへ出かけて自然から多くを学んでいるようです。

虫や花、雲や地球についての知識がどんどん増えて、驚くことが多いですね。

実際に家でも子どもがトマトやヒマワリを育てています。

水やりのために毎日ベランダに出て、そのついでに空をみたり鳥を見つけたりしているんです。

大日向小学校では、「自立する」「共に生きる」「世界に目を向ける」の3つを大切にしています。

自然への興味だけでなく、学年が上がるにつれ、対人的なコミュニケーションについても、これから先どんどん成長して行くんだろうなと想像しています。

すでに教育移住の家族がいた:ホシノマチ団地に決めた理由

大日向小学校のある佐久穂町には4人家族に合うファミリー向けの物件がなかなかなく、物件探しで苦労しましたね。

探している過程でホシノマチ団地を見学するタイミングがありました。

場所としても新幹線駅のある佐久平と大日向小学校のちょうど真ん中に位置していますので、ちょうど良かったです。

教育移住されているご家族がすでに住んでいたことも、ホシノマチ団地に決めた大きな理由でした。

引っ越しと気候への対応には注意:移住の際の苦労

関東からの引っ越しでしたが、3月末〜4月初めのハイシーズンにあたって
引っ越し会社がどこも空いておらず、大変な思いをしました。

結局は3日間かけての引っ越し、かつ入学式の前日にギリギリセーフで引っ越しを終えました。

また、佐久は気候が全然違うので、冷暖房が難しいんです。

そのあたりも最初は苦労しましたね。

実際、引っ越した4月でも暖房が必要でした。

今現在、我が家はエアコンをつけていないのですが、今年の夏も暑かったので、今後つけるべきか検討中です。

暮らしのノウハウは先輩移住者から

ホシノマチ団地には、私たちより前に移住されたご家族がいます。

その「先輩移住者」の皆さんにいろいろ教えてもらいながら暮らしていますね。

移住1年目は、冬の結露対策に一番苦労したかもしれません。

先輩移住者のアドバイス通りに、サッシに吸水性のフェルトを貼ったり、窓ガラスに断熱シートを貼ったり、プラダンでDIY二重窓をつくったりしました。

具体的な商品まで教えてもらい、いろいろな問題が解決しました。

公園で遊ぶ声を聞いて、子どもが遊びに行く:団地暮らしのメリット

ホシノマチ団地には、建物のすぐ近くに遊具のある広場があります。

子どもが遊んでいると楽しそうな声が聞こえてきて、うちの子どもも窓から覗いて、行きたくなるとすぐ気軽に入っていきます。

子ども同士が仲良くなると、親同士も気軽にお話をするので、子育てのこと、保育園や学校のことなどを情報交換できます。

日ごろの何気ない会話もそうですが、バーベキューをしたり、花火をしたり、映画の鑑賞会やケーキ会など、イベントも適度なペースで開かれます。
ほとんどは住民がやりたいと思って開いているんです。

「移住者」で「子育て中」という似た境遇の親御さんたちと自然につながれるのは、団地に住む最大のメリットかもしれません。

今年の春にもまた、ホシノマチ団地に教育移住で入居した家族が何組もいますので、これから少しずつ、あくまでも自然体でつながるのが楽しみです。