本日、ホシノマチ団地の団地の住民のみなさんにはじめて説明会を実施しました。
正確にいうと、ホシノマチ団地がある下越団地に住民のみなさんです。
参加者は若い方々が多く、ホシノマチ団地の入居者の方々はいろいろな世代の中で暮らすことができる環境なのだと改めて認識しました。
臼田地区の区長のみなさんの関心
同日に臼田地区を代表する地区の区長の5人にも話をしたのですが、大きな内容としては2点です。
1つは、姥捨て山のような場所にしてほしくないということ。
このような表現をすることは、これを読んでいる方にとっては、不快な思いになることだと思うのですが、あえて書かせていただきました。
CCRCという言葉が独り歩きをして、そのような見方をされることがあるのは事実です。
臼田地区で活躍してくれる人たちが移住してくる場だということはお伝えしたので、参加いただいた区長のみなさんはご理解いただけましたが、まだまだ市民レベルでは理解が進んでいないと思います。
これは、実際にオープンをしてから、移住してきた人たちの様子を見ていただければ変わると思います。
もう1つは、ぜひホシノマチ団地がきっかけとなって臼田地区を盛り上げてもらいたいということ。
臼田地区は合併する前の佐久市を構成する自治体の中で、一番人口減少が進んでいる地域だそうです。
その点で、区長のみなさんは非常に危機意識を高く持っており、中には今月まちづくりの会合を開いて新たな取り組みをスタートするといった発言もありました。
そのような区と連携して、地域を盛り上げていければと強く思ったところです。
団地の住民のみなさんの関心
次に、住民のみなさんの意見ですが、こちらも大きくは2点になると思います。
一つは、自治会に入ってほしいということです。
地域は自治会で成り立っているところがあります。
草取りやごみの収集の方法など、自治会単位で活動をしており、地域の人たちで一緒にさまざまな活動を行うので、積極的に参加してほしいということでした。
移住者のみなさんが一番心配しているのは、地域コミュニティになじめるかということだと思います。
それを解消する上で自治会は大きな役割を果たすと思います。
また、移住した後も常駐するスタッフも自治会との橋渡し役はできるので、安心して移住できる環境となる予定です。
もう一つは、集会所を従来通り使えるようにしてほしいということです。
今もPTAの活動などで夜に使うことがあるようで、そのような時には使えるようにしてほしいということでした。
これまで使ってきた使用方法に関しては、従来通り使えるようにするというのが原則となります。
使用は夜間が多いようですが、ホシノマチ団地として夜間に利用することは多くないと思います。
そのため、従来の使用に妨げになることはあまりないのではないかと考えているところです。
私たちの方からは、木がかなり高くまで伸びていて、それを伐採するなど整えてはどうかという話をしました。
せっかく中庭に公園があっても、外から公園の様子が見えないと子どもたちも入りにくいかと思います。
そのような話をしたところ、植栽については住民のみなさんも整えたいと考えているということでした。
市の方でも検討をしていただけるということになり、また一歩先に進むことができそうです。