佐久市のシェアオフィス付き起業団地で、移住者が地域と繋がる方法

こんにちは!長野県佐久市に移住をして、ホシノマチ団地で暮らしている牧原です!

今年の4月からオープンを開始したホシノマチ団地と地域交流拠点shoku_baですが、実はまだ什器がきちんと揃っていません。

そこで現在、木工職人を目指している地元の学生さんと協同して、地域交流拠点shoku_ba内のマガジンラックと鍵付きロッカーを、制作するプロジェクトが進行しています。

移住者が地域と繋がり活動する方法としても、こちらの取り組みに注目していただければと思います!

地域と繋がりたい理由を持つ

当初はホームセンターで買えるような合板の使用を想定していたのですが、ここ佐久市は、カラマツが取れる地域でもあります。

私の要望として「地元で取れる材を使って制作をして欲しい」という思いがありました。さらに、ただ単純に作って終わりではなく、自分たちが使う材料が、どんな工程を経て手元に届くのか、実際に山に入って、立木の状態を見てもらうことも含めた、「川上から川下の繋がり」を感じてもらいながら作るプロジェクトにしました。

このプロジェクトを進めるためには、地元で森に関わる仕事をしている人の協力がないと成り立たない!地域との繋がりがないと始まらない!

自ら動くことで地域と繋がる

このプロジェクトについて、佐久地域で木に関わる仕事をされている方を探したところ、色々な方にご協力いただけることになりました。

今回はその中でも「北相木村役場」さんについてご紹介をいたします。ホシノマチ団地から車で35分くらいの距離にある場所です!

北相木村役場さんは、地元で取れた木材の販売をする取り組みをされています。一般の方でも、地元の木材を買うことができるのはありがたいですね!

なぜ北相木村役場がこのような材販売を始めたかというと、「自分たちの周りに当たり前のようにある木(カラマツ)がこんなに手に入らないのだろうか、自分たちで地元のカラマツを伐採して使えばいいのではないか」という考えから、この材販売の取り組みが始まりました。

地域で取れた山の材がたくさん置かれています。

他にも、カンナクズを利用した「キノハナ」制作活動もされています。とても素敵な取り組みですね!

このキノハナ制作ですが、ワークショップ形式で一緒に作ることができるそうなので、いつかホシノマチ団地で開催していきたいです!

移住してから、地域のプレイヤーと繋がるためには

今回は「森に関わる仕事をされている方と繋がりたい」という自分の思いから、元地域おこし協力隊、木工作家、家具職人、家具会社、林業会社、北相木村役場など、良いご縁に巡り合うことができました。

また「ホシノマチ団地というところに入居しました」というだけで、色々な人に興味を持ってもらえます。人と繋がる上で、強力なコンテンツを持っている状態です。

地域には様々な課題がありますが、移住者自身も課題を抱えていると思います。仕事のこと、趣味のこと、子育てのことなど、課題は様々ですが、課題を抱えたままではなく、積極的にその思いをオープンにしていくことが、地域との関わりを生んでいくと思います。

移住をお考えの方、ホシノマチ団地でどんなことをしたいですか?

皆様の思いをたくさん聞かせてください!

活動していく上で、入居者同士助け合いながら、稼げるような形にしていきましょう!

私がスタッフとして常駐している「地域交流拠点shoku_ba」はホシノマチ団地の敷地内にあり、中にはWi-Fiやプリンター、ミニキッチンが備え付けられています。ここを拠点に、地域で羽ばたきましょう!

次回は家具制作プロジェクトにもご協力いただける家具屋さんをご紹介したいと思います!

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