【ホシノマチオフィスの新たな形】大日向小学校(イエナプラン)の教員をされていた方が「ウケない塾」始めます。

こんにちは!長野県佐久市ホシノマチ団地に移住をした牧原です!

ホシノマチ団地内には、団地に元々あった集会所をシェアオフィスとして改装した「ホシノマチオフィス」がございます。

こちらは入居者であればいつでも自由に無料で使うことができる場所となっています。

ドロップイン利用も対応しておりますので、団地入居者以外の方でも、気軽にご利用できます。

この度、この「ホシノマチオフィス」を利用して、大日向小学校(日本で初めてイエナプラン教育を取り入れた学校)で教員をされていた方が塾を始めます!

その名も・・・

もう「勉強しなさい」と言わせない塾「そらとくらす」

もう「勉強しなさい」と言わせない塾「そらとくらす」

長野県佐久市でウケない塾を始めます(note)

↓以下note記事の切り抜きです

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モデルとして取り入れるのは
イエナプラン教育のブロックアワー(自立学習)

自立した学び手を育むために、自己選択・自己決定をベースに学びを進めていく。

それは決して、一人でやらせるというものではなく、必要なサポートを教師が行う。

教師は、「学びを伴走する人」という位置付け。

伴走するために、教えることが必要なら教えるし
そうでなければ、見守りに徹することもある。

子どもによって、状況によって何をするかが変わるので、一概には決められない。

少し難しい言葉を使うけれど
人には「最近接領域」というものがある。

一人ではできないけれど、少しの助けがあればできる領域のこと。

人は、自分一人でできることをしていても、成長はしない。

かといって、自分一人ではできないことをするのは難しい。

だから、その子の最近接領域を見極めて、必要な助けを導き出す。

つまり、自立的に学ぶには、そこを見極めてくれる人がいる。
自立学習では、学びのプロセスを徹底的に重視する。

学びについて、本人が選ぶこと、決めること
そこから出た責任を、伴走者が一緒に引き受けてあげること。

その繰り返し。

自立した学び手を育てるためには、それは必要不可欠なプロセス。

そうなると、すぐにうまくいくことばかりじゃない。
ありとあらゆる失敗をする。

だから残念ながら
「今度のテストの点数を上げたいんです!」
ということが最上位の目標であるご家庭には、向かない塾。

でも「プロセスを大事にする=学力を疎かにする」というものではない。

むしろ適切な伴奏者のいる自立学習で、学力が上がらなかった子を私は知らない。

ただ、それがスコア化ができるスキルに、結びつくには時間がかかるだけ。

今度のテストの点数を上げるためであれば「勉強する場所と時間を拘束されるだけの塾」
効果を発揮する。けれど、それは一時的になりがち。

というか長い目で見れば、弊害とも思える。

人は与えられるもの、決められたものばかりで、学んでいると、意欲は下がる。

小学1年生の時は、「勉強したい!」と言っていた子が、学年が上がるにつれて、
「勉強めんどくさい!」に変わっていくのも、その一例。

だからこそ
「自ら学ぶ子を育てます!」とか
「その子にあったサポートをします!」とか
謳っている塾はあるけれど、本当にやろうと思うとかなり手厚い対応が必要。

ましてや、大学生のアルバイト講師に、できるわけがないと思う。

大手の塾は講師の入れ替わりもあり、同じ講師が、一人の子どもの継続的に見ることは難しい。

大手じゃなくても採算を合わせるために、短時間に大人数の子供を見たり。

「多様な学びを」といいながら、結局は、自社で作り込んだオリジナル教材のみで学ばせたり。
全ての子に合っている良い教材などないのに。

だから、本当の意味で自立的に学べる方法を実施できている塾は全国的にもすごく少ない。

佐久市の塾も10社ほどは調べたけれど、その中ではゼロ。

でも仕方ない。
社会に認知されにくいウケないものだと思うから。

みんなが欲しいのは少しでも早くテストの点数を上げることだから。

大日向小学校や風越学園ができたことで、学びのプロセスを重視した教育手法は広がってはいるけれど

やっぱりそこはまだマイノリティの世界なんだと、改めて感じる。

<ならば、ウケなくていい>

塾でやっていこうとするならば受験対策に力を入れた方が集客には困らないだろう。

でもそんな塾はもうたくさんあるし、すでにあるものをつくることに価値を感じない。

でもこの形の塾。
この先、絶対にニーズは増えると思う。むしろ、増やしたい。

なんなら、この方法こそが受験対策になりつつあると思う。
未来を見ながら作る楽しさがある。

その代わり最初からうまくいくなんていう期待は捨ててしまうこと。

塾で稼ごう。塾で食っていこう。

そんな気持ちも捨てれば、
自分が本当に良いと思うものがつくれる。
そのために、webデザイナーのスキルを身につけた。

点と点がつながってきた。

ということで、
今の社会にウケない塾をつくります。

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塾長プロフィール

【塾長プロフィール】
服部秀子
1983年、名古屋生まれ。
長野県在住。
17歳で母になり、民間企業に勤めながら、通信制大学で教員免許を取得。
28歳から小学校教諭として、足を踏み入れた教育現場に大きな違和感を抱く。
“孤育て”をしながら苦しむお母さんたちや、”みんな同じ”が求められることで居場所や自信を奪わている子どもたちを知ったことで、日本の教育を変えたいと思い、海外の教育法を学び始める。
「自立と共生を育むイエナプラン教育」を参考に、公立学校にて、自分で計画を立てて学ぶ「自立学習」や自ら立てた問いを通して学んでいく「探究学習」の授業実践に取り組む。
その間、教育先進国と呼ばれるオランダに3度渡り、2017年イエナプラン教育専門教員の資格を取得。
2019年に開校した日本初のイエナプランスクール大日向小学校で勤務するが、決められた学習内容や活動があることで個性を尊重しきれないことに、“学校という場所”の限界を感じる。
教員退職後、2021年9月にオンラインスクールを開校。
自己選択、自己決定など、学びのプロセスを大切にした学習観を社会に広げるために、2022年4月より私塾を開始。
2022年3月20日 書籍「それ、ほんとにそう思ってる?」出版。
その他、フリーランスでWebデザイナーとしても活動中。

ホシノマチオフィスの新たな利用の形

ホシノマチオフィスは、普段は入居者さんの仕事場として使うことが多いのですが、閉じられたスペースではなく、開かれた場としての活用も目指しています。

地域活性の場として、一緒に活用していきましょう!

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