移住を考える上で、各自治体のセミナーでメリット、その地域の良い点というのは紹介されますが、デメリット、悪い点というのはなかなか紹介されません。
今回は、3年間の佐久市での生活を含めた関わりをもとに、佐久市移住のデメリット、佐久市の地域での悪い点について思い切って紹介します。
もくじ
佐久市移住のデメリット
1.ゴミに名前を書いて出す
佐久市はゴミの分別への意識が高いんですね。
それもあってか、なんとゴミ袋に名前を書いて出します。
そして、たとえば生ごみに生ごみ以外のものが入っていたりすると、収集してもらえないで、そのままゴミ袋が残っているということがあるんですね。
都会に暮らしている人にとっては、プライバシーの侵害だと思う人も多いかと思いますが、郷に入っては郷に従えということで、これが嫌だという人は佐久市への移住は控えた方が良いです。
2.凍結するのでお風呂には水をいれっぱなし
佐久市は冬は-13度になったりします。
そのため、水道管が凍結してしまうんですね。
そのため、凍結防止帯という電気で温める装置が水道管にはついています。
お風呂にもそれが付いていて、お風呂の凍結を防止するためにお風呂には水を入れっぱなしにして、水が循環するようにしないといけません。
それもあって、長期外出の時にブレーカーを落とす人もいますが、それをすると凍結してしまいます。
不在の時も電気代がかかり続けるというデメリットがあります。
3.水道光熱費が高い
真夏日がないということで、夏の電気代はかからないのですが、冬は寒いので暖房費がかかります。
佐久市は人口の割に面積が広いので、上下水道の整備、維持管理にお金がかかるため、首都圏よりも水道代が高くなっています。
野菜などは安くておいしいですが、その分水道光熱費がかかってしまいます。
4.車がないと生きていけない
商店街のお店はほとんどやっていません。
スーパーなどは幹線道路沿いにあります。
JRはありますが、日中は1時間に1本程度です。
公共施設も駅からは遠いところにあり、車がないと不便です。
面白いのが、歩いている人が珍しいので、すれ違う車の人から見られるという話も聞きました。
バスや自転車で移動している人もいるようですが、少数派でしょう。
5.虫が多い
街中ではそうでもありませんが、田舎暮らしにあこがれて畑に隣接した家などだと虫が多いです。
農薬を使わないで育てていると、虫も元気なので、クモやハチと共存する生活になるようです。
6.冬の野焼きのにおいが充満
畑や田んぼが多いので、秋の収穫時期が終わると、雑草などを焼きます。
その野焼きが各所で行われるので、数日間は野焼きのにおいが周囲に充満することになります。
7.いつまで経ってもよそ者
地元意識というのは強いようで、外から来た人は外から来た人という扱いを受けます。
そして、それは30年経っても同じという人もいるようで、街中だと別なようですが、意識の強いところではよそ者としての振る舞いが求められるようです。
8.勝手に家に入ってくる
同じく農村地域に多い話ですが、基本的に家にカギはかけません。
そして、勝手に家に入ってきます。
その裏には、収穫した野菜を家の前では面倒だろうから、玄関まで、もしくは家の中まで運んであげようという親切心があったりもするのですが、家にカギがかかっていると、なんでかかっているんだという反応が返ってくるので注意が必要です。
9.学校のつながり、地域のつながりが強い
同窓会というのはどの学校にもあると思いますが、佐久市では高校のつながりが強いです。
野沢北高校や佐久長聖高校など高校の先輩、後輩だと話も早く進むということもあるようです。
みなさん情報はチェックされていて、母校のことが新聞に載ったりすると、かなり早く情報が伝わります。
10.ものをあげるとすぐにお礼が来る
実家から送られてきた食べ物などが食べきれないので隣などに渡すと、翌日などすぐにお礼の品が返ってくるということがあります。
借りは作らないという考えなのかもしれませんが、ものを買って返すということもあるそうです。
こちらとしては軽い気持ちで渡したものが、そのような形で返ってくるとその後ものをあげにくくなるということでした。
以上、とりあえず10個挙げてみました。
移住前の情報収集をしなかったため、移住後にこのようなことを知り、後悔するというのは避けたいですね。
佐久市の移住の不安を解決する住まいを作ろうというのがホシノマチ団地プロジェクトです。
移住の入門住宅としてご検討してみてはいかがでしょうか。
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