
こんにちは!マチューです。
8月に入り、夏休みや帰省のシーズンになりました。
移住を考えている方にとっては、まとまった休みを利用して移住先を訪れ、まちの雰囲気を確かめたり住まいを探したりする時期でもあります。
ホシノマチ団地にも、この季節は見学に来られる方が多いのですが、皆さん口をそろえておっしゃるのが――
「信州(長野県)も暑いですね〜」というひと言です。
信州といえば「高原で涼しい」というイメージを持たれる方が多いのですが、実際に暮らしてみると夏はやはり暑い!そこで今回は、佐久市の“夏のリアル”をお伝えします。
① 昼間は暑い!エアコンは必須
昔は「信州にエアコンはない」と言われるほど涼しかったのですが、この10年ほどで状況は大きく変わりました。
私の実家も2010年代まではエアコンなしで過ごしていましたが、ここ2〜3年は導入しないと厳しいのが現状です。最高気温が30℃台後半になる日も珍しくなく、熱中症で搬送される方も出ています。
② 夜は涼しく過ごしやすい
一方で、昼と夜の寒暖差が大きいのも佐久市の特徴です。
日中は暑くても夜になると気温が下がり、エアコンを切って快適に眠れる日も少なくありません。BBQや花火など、夏の夜のレジャーも楽しみやすい環境です。
③ 晴れの日が多い

(夏の浅間山の風景。白い雲と青い空と青緑の山の風景を見ると目が安らぎます。)
佐久市は全国的にも晴天率が高い地域。
夏の昼間は強い日差しが照りつけますが、その分「青空と入道雲」という夏らしい景色が日常的に楽しめます。
④ 突然の夕立に注意

(暑い日には入道雲がどんどん大きくなることも、晴天だったのに土砂降りの雨が降ることも
よくあります。)
午後から夕方にかけては入道雲がぐんぐん発達し、急に空が暗くなって雷鳴が響くことも。
大粒の雨が降り出し、ときには台風のような風が吹くこともあります。お出かけの際は折りたたみ傘が安心です。
⑤ 台風直撃は少ないが、大雨には要注意
「アルプスが台風を弾く」と言われるほど、佐久市で台風が直撃することはまれです。
(エヴァ好きの方には「ATフィールド」と呼ばれることもあります!)
しかし油断は禁物。2019年の台風19号では直撃はしなかったものの、発達した雨雲による大雨で県内各地に大きな被害が出ました。
おわりに
こうして見ると「長野の夏=避暑地」というイメージとは少し違う現実があるかもしれません。
それでも、夜の涼しさや澄んだ青空、夕立後の爽やかな風など、信州らしい夏の魅力もたくさんあります。
移住をご検討の方は、ぜひ夏の佐久を体感してみてください。実際の暑さも、爽やかさも、生活の一部としてきっと感じていただけると思います。