もくじ
初めまして!運営スタッフの大谷真宙です!
こんにちは!9月16日から運営スタッフとして長野県佐久市のホシノマチ団地にいる大谷真宙です!真宙はマチューと読みます!
8月末まで東京・大田区(下丸子・鵜の木・南久が原のあたり)に暮らしていましたが、ホシノマチ団地で働くために長野県にUターンしてきました。
今は実家がある東御市からホシノマチ団地がある佐久市・臼田地域まで軽トラックで片道約1時間かけて通っています。
私が書くブログでは運営スタッフとして目線で、長野県や佐久市に移住を検討されている方へホシノマチ団地や佐久地域の様子をお伝えできたらなぁと思います。
今回は移住のリスクである「移住先の地域に馴染めない!」という観点でホシノマチ団地が住みやすい場所であるかということを話していきます。
※ブログに挿絵・画像を多く入れたかったのですが、上手くいかず、一度はレイアウト全部が消えてしまうというトラブルが発生、、、なるべく読みやすいようにしましたが、文章にバランスが傾いていて申し訳ありません。
【よく聞く、移住先に馴染めないという失敗談】
地方移住が活発になり数年が経ちます。
最初期から今まで成功談・失敗談が移住専門から一般のメディアで記事化されていますが、ずっとある失敗談が「地域に馴染めず結局、移住をやめた」ということ。
例えば、
・移り先の地域の文化や慣習、近所付き合いといった対人関係で、
・寒さ・暑さ・湿気、雪や雨といった天候で、
・はたまた虫の声や川のせせらぎといった田舎の音で、
といったことが原因とした移住失敗談をWeb記事やブログなどで読まれたことがあるかと思います。
移住は
時間的・金銭的なコストはもちろん、
自分や家族の仕事や学校が変わる、
今までの友達付き合いが変わる、
住み慣れた地域を離れる
といった目に見えない総量全体を推し量ることが難しいコストを払って実行する
リスクの高い人生の選択です。
それでも移住に成功した場合には、
移住先の素晴らしい環境を楽しみながら仕事や活動をし、
また新しい友人ができ、
豊かな移住先の暮らしが楽しめる
というハイリターンもあり得る選択でもあります。
しかしながら人間というのは賢い、または、ある意味で欲深い、生き物です。
なるべく損する危険性は下げて、成功する確率を上げたいという気持ちはどなたでもお持ちだと思います。
そこで地域に馴染めないことによる移住失敗というコミュニケーション分野でのリスク:「地域で馴染むか馴染めないかの要因」を4点挙げてみて考察します。
【地域で馴染むか馴染めない要因】
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「他人と関われる・関わることができる(どこの誰!?という心の壁がない)」
移住に限らず、暮らしていく中で初対面の人とお会いする時は誰しもが「どこの誰さん?」と少なからず思い、少し若しくは大きな不安を持ちながら話すでしょう。
一方で自分が知っている地域に暮らす人やお互いが親しくしている共通の知人がいるとだいぶその心理的な不安がなく、人間関係を築いていくことが円滑になった経験をした方も多くいらっしゃるかと思います。
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「同世代との接点(みんな歳が10・20違う・・・)」
「移住したら歳が違いすぎてカルチャーショックではなくジェネレーションギャップが大きくて非常に苦労した。」
会社・団体などお勤めされたことがある人は体験されたかもしれません。
年上に可愛がれ、年下に慕われるという天分の才を持っている人はあまり影響がないですが、気持ちが通じる同世代同士で気楽な話ができる相手がいないという負担感を感じる方もいらっしゃると思います。
新興住宅地や新しくできたまちは比較的同じ世代で固まる傾向があり、その点では安心できる場所です。
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「価値観・文化の違い(カルチャーショック・話が合わない)」
価値観・文化が合わない。
全く知らない地域に来るとガラッと文化やモノの価値観が違い、驚き、当惑し、不安になります。移住先で長年暮らしていく中で慣れていくことが求められるところではありますが、プライベートゾーン(私的空間)の取り方が大きく違っていたりします。
人によっては心を休める場所・リフレッシュする時間が十分に取れず疲労してしまう危険性があります。
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「地域への飛び込むちょうど良いきっかけ」
地域の人間関係をつくろうと思っても、なかなかきっかけがない。
大人数が詰まるお祭りだと大きすぎて誰に話したら良いのやら、個人的に近所に挨拶へ行くのは、「隣の人は何する人ぞ状態」なので、ちょっと気が引けてしまうと感じている方も多いかと思います。
自治活動が盛ん、あるいは有効な行政のサポートがあったり、親切な方がいらっしゃればそこから人間関係を作っていけます。
【4つの要因に対してのホシノマチ団地の取り組み】
ホシノマチ団地は上の4つの要因を「地域に馴染める」要因にするお手伝いをしています。
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「他人と関われる・関わることができる(どこの誰!?という心の壁がない)」
A.見知った人がいる空間(オフィス・コワーキングスペース)がある。
ホシノマチ団地は団地です。他の団地と違うのは、集会場を改造したオフィスがあり、そこに団地スタッフが365日いること。(※外出して不在ということもあります。)
そして、コワーキングスペースとしてオフィスを開放しているので、住民の方は利用し放題。
在宅で仕事をされている方が気分転換によく使われるのですが、
「スタッフさんがいるからいつもここに来ると誰かいて、話ができていいです。」
という言葉もいただきました。
話をしたい・見知っている人のいる空間にいたいということを叶えている団地です。
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「同世代との接点(みんな歳が10・20違う・・・)」
A.30代〜50代の住民ばかりで接点が多い!
ホシノマチ団地はほとんどが30代から50代の世帯の比較的多世代が暮らす団地です。
単身世帯もあれば家族世帯もあり、家族世帯同士ではお互いのお子さんの見守りされたり、余った育児グッズを譲りあったりとサポートし合いながら暮らされています。
同年代の方でしたら、移住先で世代が違いすぎて話が合わないというリスクはだいぶ減るではないかなと思います。
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「価値観・文化の違いに(カルチャーショック・話が合わない)」
A.移住者同士なのでお互い様感がある。地域から来る情報量がコントロールできる。
ホシノマチ団地は移住者専用団地。
移住者同士お互い様というところが基底にあるように思えます。
それがバッファになっています。
また移住先の住居と移住した地域の周りの皆さんに「ホシノマチ団地というクッション」が挟まっていて摩擦が起きにくくなっています。
引っ越してからも手続きはもちろん、初めて体験することが多い中での文化や価値観の違い。
バッファがあり、自然流入する情報量が良い意味で抑えられていることで移住後の負担の軽減につながっています。
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「地域への飛び込むちょうど良いきっかけ」
A.団地内のイベントが程よくあり、団地に暮らす人同士の交流ができる。
ホシノマチ団地はイベントがあります。
私が入ってきた9月から現在の間に、ハロウィン、送別会、草取り、焼き芋会、ドラムサークル、クリスマス飾り・ツリーづくりなどがありました。
全て自由参加で人数も多い時でも大人10人くらい(お子さんは除きます)。
①にも被りますが、イベントに参加する人はほとんど団地に暮らす方。
「どこの誰!?」という心理的な不安はだいぶなく、初対面でも話しやすいきっかけがいくつもあります。
そして、+α
団地の外でも「ホシノマチ団地」の名前を出すと佐久市内・特に臼田地域だと「あそこの!」という反応をいただき、話が弾み打ち解けやすくなっています。
それは団地で暮らす方が地域で活動をしていたり、団地OB・OGが地域で暮らしているから。
ホシノマチ団地がどういう団地であり、どんな人がいるかということを地域の皆さんが知っているから。
私たちのスタッフのことなどでお話が盛り上がり団地の外の地域の人たちとも円滑に人間関係を作ることができる素地はあります。
【まとめ】
ホシノマチ団地は、移住される皆さんが冒さなければならない移住先でのコミュニケーション分野での移住リスクを低減し、かつ移住して得られるリターンはそのままに得られ、「長野県・信州に移住してよかった」とずっと思えていただくスタートの舞台です。
これからも新しく移住されていく皆さんが東信地域・佐久市や臼田地域に馴染みやすくなれるよう運営スタッフとして頑張っていきます!
ホシノマチ団地のことを知りたい・移住先の住居として検討されたい方は下のお問合せでお気軽にご連絡ください♪