田舎暮らしは何が良いかと言うと、人がいなくて、人口密度が低いこと。
でも、それだけ移動手段には困るということですよね。
もくじ
都会の暮らしに、こんな悩みはありませんか?
- 電車や街が人でいっぱいで疲れてしまう
- 子どもをのびのび育てたいけれど、環境が狭い
- 家の広さや家賃をもっと自由に選びたい
☆実はこれらは「都会から田舎へ移住」を考える大きなきっかけになります☆
データで比較!江東区・奥多摩町・臼田町の人口密度
まずは「人の密度」を数字で比べてみましょう。
- 江東区
人口:541,685人
居住可能面積:40.2㎢
👉 1㎢あたり約13,478人 - 奥多摩町
人口:4,492人
居住可能面積:13.18㎢
👉 1㎢あたり約341人 - 臼田町(佐久市)
人口:12,561人
居住可能面積:83.21㎢
👉 1㎢あたり約151人
つまり同じ1㎢の広さでも…
- 江東区:約13,478人
- 奥多摩町:約341人
- 臼田町:約151人
☆ 都会と地方の「暮らすゆとり」の違いが一目瞭然です☆
佐久市での自転車移動は都会ほど気軽ではない
お盆に千葉から帰省した息子に「佐久に戻ってくる条件」を聞いたところ、
- 自転車で行ける範囲に生活に必要な店があること
- ウーバーイーツが利用できること
…とのこと。
②は人口密度から考えて現実的に難しく、①も実はハードルがあります。
佐久市は坂道が多く「標高差」があるため、ちょっとした移動でも自転車では大変なことが多いのです。
臼田・中込・岩村田の間を移動するだけでも、長い上り坂にぶつかり、自転車を降りて押す場面もしばしば。
生活に必要なお店は揃っていますが、買い物のついでに「もう一軒寄ろう」と思ったときに、「やっぱり車で来ればよかった」と感じることが多いのが実情です。
「自転車移動は難しい」と書きましたが、実際には電動自転車を使うことで移動の幅は大きく広がります。
高齢の方でも、中込から岩村田までの坂道をゆっくりと移動している姿を見かけます。買い物やお子さんの送り迎えなど、日常生活の多くのシーンで電動自転車が活躍しています。
ただし「冬の雪」には注意
電動自転車が便利なのは事実ですが、雪が積もると走行は困難になります。
ですが、佐久市の降雪はそれほど多くなく道路に積もった雪は日中で融けてしまいます。
30cmほど積もる日も稀にありますが、雪国のように何日も積もり続けることはほとんどありません。
☆これが「自然が豊かな広い土地ゆえの不便さ」でもあります☆
佐久市での移動手段は?
佐久市での生活を支える移動手段は次の4つです。
①自動車
佐久市ではやはり自動車が中心です。
ホシノマチ団地では団地住民向けにカーシェアがあり、普通自動車免許を持っていれば気軽に利用できます。
買い物や通院、週末のドライブまで、車があると生活の幅がぐんと広がります。
② 小海線(JR東日本)
小海線は、山梨県北杜市の小淵沢駅から長野県小諸市の小諸駅までを結ぶローカル鉄道です。
ホシノマチ団地から徒歩10分ほどの距離に臼田駅があり、免許がない方にとっても頼りになる移動手段。
ただ、都会のように5分おきに電車が来るわけではありません。
通学・通勤時間帯は1時間に2本、日中は2時間に1本と、計画的な利用が必要です。
③ デマンドタクシー
電話予約に応じて運行する予約制乗合ワゴンです。
便利に利用できる方もいますが、予約が取りにくい時間帯や乗り換えが必要な場合もあり、平日のみの運行です。
④ 路線バス
通学時間帯を中心に1日2~5本の運行。こちらも平日のみの運行です。
電車やバスは「移動の計画性」が必要ですが、自然の景色を眺めながらのんびり移動できるのは田舎ならではの魅力です。
☆電車やバス、電動自転車を組み合わせて「田舎ならではの計画的な移動」を楽しめます☆
自然を眺めながら広い道路で自動車免許取得も
合宿コースで、週末をお試し移住の時間に使い自動車免許を取るのもおすすめです。
佐久市周辺には3つの教習所があります。
佐久に住民票があると合宿コースは使えませんが、送迎サービスがあるので安心して通うことができます。
☆自然や四季を感じながらの自動車免許取得は特別な体験になります☆
まとめ:臼田町で「ゆとりある暮らし」の第一歩を
都会の便利さと引き換えに、人の多さや窮屈さに疲れる毎日。
一方で臼田町をはじめとする佐久市では、広い空と自然に囲まれ、家族との時間を大切にできるゆとりの暮らしが待っています。
もちろん、不便に思うこともあります。
でもその不便さは「自分のペースで暮らせる自由」へと変わり、のびのびとした子育てや、自分らしい生き方を支えてくれます。
移住は大きな決断ですが、まずは「お試し移住」から始めてみませんか?
きっと信州の自然が、あなたの暮らしに優しい変化をもたらしてくれるはずです。
🌿 佐久市・臼田町で、新しいライフスタイルの第一歩を 🌿
佐久で生まれ育ち、Uターンしてあらためて気づいたのは、ここでの暮らしがとてもやさしいということ。
子どもをのびのび育てられて、自然に寄り添いながら急がずに暮らせる――そんな毎日が、心を豊かにしてくれます。
これからも、佐久市臼田町での暮らしや田舎暮らしの魅力を少しずつお届けしていきますね。
ホシノマチオフィススタッフ カノ