Uターン移住・50代・佐久市生まれ佐久市育ちの私が、医療介護の現場から地域づくりの現場に飛び込んだ理由

こんにちは。
 このたび、長野県佐久市にある「ホシノマチ団地」で運営スタッフとして働くことになりました、カノと申します。

医療・介護の現場から、地域づくりの現場へ

私は准看護師として県内外の病院に勤め、その後はデイサービスでも勤務していました。

介護の現場では高齢移住者の生活上の問題点や改善点など多くの気づきを得ました。

移住は年齢を問わず多くの方が希望されていますが、実際に暮らしてみると、思わぬ不便さや戸惑いを感じることもあります。

そうしたときに、公的な支援や地域のつながりにアクセスできる正しい情報が得られるかどうかで、安心感は大きく変わってきます。

ライフスタイルに合わせ自分で暮らす場所を選び安心して生活できる、そんな社会になれば人生がとても豊かなものになると考えました。

こうした経験を通じて、ライフスタイルに合わせて自分で暮らす場所を選び、安心して生活できる環境を整えることが、人生の豊かさにつながると強く感じるようになりました。

その実現のためには、移住後の暮らしを支える仕組みや、地域とのつながりづくりが欠かせないと考え、「移住支援」や「地域づくり」に関わる仕事を探すようになりました。

そうして出会ったのが、地域づくり分野において最前線の取り組みをされている「ホシノマチ団地」でした。

ホシノマチ団地との出会い、そしてこれから

私自身は、県外に就職した息子の母でもあり小学生の甥や中学生の姪の伯母であり後期高齢者となる両親の娘です。

子育てや教育、介護などを中心に佐久に住むことのリアルを、良いところも正直なところも含めて、地元出身者ならではの視点でお届けしていきます。

移住には様々なハードルがあり、気軽に選択できる状況ではない方もいるかと思います。

地方暮らし、都会暮らし、それぞれにメリット・デメリットがある中で、移住のハードルを下げる「ホシノマチ団地」の取り組みに、私自身の経験を活かしていきたいと思います。

私が生まれ育った佐久市が抱える「移住」という大きな課題に対して、仕事として支えて行けることに大きなやりがいを感じています。

生まれ育った「佐久」という場所

春には桜並木、夏は涼しく、秋には美しい紅葉、そして冬の雪景色と、四季のうつろいを感じながら生活できるのが佐久の魅力のひとつです。

私は生まれも育ちも佐久市。いわゆる“地元っ子”として、自然豊かなこのまちでのびのびと暮らしてきました。

若い頃には一度、「海のそばで暮らしてみたい!」という憧れから、静岡県伊豆に移住したこともあります。

数年暮らしましたが、最終的にはやっぱり佐久に戻ってきました。

地元の空気、身近にあふれる自然、そして穏やかな日常。ここで暮らす安心感は、ほかではなかなか得られないと感じています。

まとめ

2025年夏、ホシノマチオフィスにご縁をいただき、スタッフとして活動をスタートしました。

まだまだ学びの途中ですが、これからはイベントや情報発信を通じて、地域と人をつなぐお手伝いができたらと思っています。

「こんなとき、どこに相談すればいいの?」「佐久って実際どうなの?」など、どんなことでも気軽に聞いてくださいね。

 私も、佐久に移住された方の「分からないこと」や「困っていること」を知りながら、一緒に学んでいきたいと思っています。

私のことは気軽に「カノ」とか「カノちゃん」って呼んでください!

どうぞよろしくお願いいたします。