こんにちは!運営スタッフのマチューです!
ホシノマチ団地は佐久市臼田にある移住者専用の団地です。
運営スタッフの1人として、住民の活動サポートなどを行っています!
スタッフ活動とは別に、和屋-Canaux-という屋号で、個人的にまちづくりの活動をしています。
もくじ
やりたいことの実現をサポート「ホシノマチアカデミー」
ホシノマチ団地の特徴の一つとして、「ホシノマチアカデミー」というものがあります。
新しくホシノマチ団地で暮らす方へ、おおよそ入居から3ヶ月間を目安に、やりたいことのサポートを行います。
大きく2つの目的があります。
1つ目は、すでに団地で暮らされている先輩移住者さんや、地域の皆さんと交流できる機会を作り、移住後の自分の居場所づくりをサポートすることです。さまざまな交流を通して「やりたいことが発見できること」も目指しています。
2つ目は、すでにやりたいことがある方が円滑にスタートを切れるように、一緒に活動をしたり、人の紹介をしたりといったサポートをすることです。縁もゆかりもない土地でも、やりたいことができるようにサポートします。
プログラムの流れ
入居前のヒアリングや、入居後のコミュニケーションを通して「やりたいこと」「やってみたいこと」について、スタッフと雑談をしましょう。
その後は、スタッフがその方の意向を確認しながら、ホシノマチ団地にある人・物・事のリソースを使って、目標や夢の実現に向けてサポートをします。
また、佐久市や団地への移住自体が目標の方には、団地の中でのイベントを通して、先輩移住者さんと知り合いになったり、佐久市内外のイベント情報などを手にして出かけたりすることで、地域に馴染めるように促しています。
今回は最新のホシノマチアカデミーの事例をご紹介します。
佐久でコーヒービジネスを始めたい Hさん
Hさんは3月にホシノマチ団地に入居され、東京・佐久の2拠点生活を始められた方です。
アウトドアスポーツがお好きなことやテレワークのお仕事という背景があって、
自然豊かなエリアかつ、静かな住環境を望まれ、ホシノマチ団地に部屋を借りられました。
そのHさんには夢があり、「コーヒービジネス」を始めたいとのこと。
昔からコーヒーが大好きで、自分でたくさんの種類の豆を焙煎し、日々味の研究をしているうちにいつしか「コーヒーで起業したい」と思うようになったとのことです。
Hさんのお話を聞く中で「コーヒーの味について、身内以外の反応を掴めていないため、自分が焙煎したコーヒーの感想をいろいろな人に聞きたい」といった課題があることが分かりました。
団地のイベントでコーヒーの試飲会を開くことをサポート
スタッフはHさんのお話を聞き、「ホシノマチオフィス shoku_ba」で行うイベント企画「ホシノマチのケーキ会」の中で、コーヒーの試飲会をすることを提案、打ち合わせしました。
「ホシノマチのケーキ会」は、「日本3大ケーキのまちの一つと言われている、佐久市の美味しいケーキを楽しみながら、佐久市の魅力を知る」ということを目的に開いています。
開催日や人数、予算などを話し合って決め、団地の皆さんから10人程度の参加を見込んで
準備を進めていきました。
なんと20人以上が参加!盛大な会に!
実際に開いてみると大人・子ども合わせて20人以上が参加!
とても賑やかな会になりました、
参加者の皆さんは、地元臼田・明正堂さんのケーキを楽しみつつ、Hさんが入れるコーヒーの味を体験していました。
「カフェインが苦手な方にもコーヒーを楽しめられるように」と、デカフェのコーヒーも用意してくださいました。
参加者さんからは「市販品にある変な癖がないから、飲みやすい!」「おかわりしたくなるような大変おいしいコーヒー!」と評判でした。
次へ繋がる動きのサポートも行います
単発のイベント開催で終わりにするのではなく、次の動きに繋がる活動のサポートも行います。
参加された住民の方から「次回は大人が落ち着いて楽しめる会を開催したい。スコーンを焼いてくるのでコラボレーションできたら!」という声が上がったこともり、早速、その場で打ち合わせ!
次回は住民同士のコラボ企画が開催されます!
ホシノマチアカデミーにカリキュラム・単元はありません
今回はコーヒービジネスでしたが、他にもこれまでにダンス教室の開講、就農のきっかけづくりなど、ホシノマチ団地の住民の皆さんが持つ目標や、やりたいことのサポートをしてきました。
「ホシノマチアカデミー」は「アカデミー」という名前はついていますが、カリキュラムや単元はありません。
ホシノマチ団地に住む方の目標や夢が実現できるように、ホシノマチ団地のリソースを使って、臨機応変にお一人お一人の意向に沿ったサポートをしていくことが「ホシノマチアカデミー」です。
まとめ
「ホシノマチ団地」は団地の空室問題改善から始まったプロジェクトですが、団地を満室にすることが最終目的ではありません。移住後の生活サポート、やりたいことのサポートを通して、それぞれがまちづくりに関わっていくことを事業活動の目的の一つにしています。
「移住後にやりたいことがある」、「取り組みたいことがある」という方はお気軽にホシノマチ団地にお問合せください。
問い合わせ
ホシノマチ団地へのご相談は公式LINEよりお気軽にどうぞ!