東京ソラマチでのセミナーでの柳田清二佐久市長の話の中で面白い発言がありました。
それは、佐久市を軽井沢郊外として情報発信していくという考え方です。
フランスのパリにもパリ郊外と言われることがありますが、これはパリ市ではないそうです。
佐久市も軽井沢郊外といっても、軽井沢町には含まれないわけですが、隣接している自治体の一つで郊外と言えるのではないかと思います。
軽井沢は標高が1200mなのに比べて、佐久市は700m。
軽井沢ほど冬は寒くない、しかし夜は熱帯夜がない適度な高原気候です。
軽井沢は湿度が高いですが、佐久は湿度が低く、夏は過ごしやすいです。
物価も軽井沢に比べて安く、質が良いので、軽井沢から佐久の方へ買い物に来る人が増えているということでした。
佐久に住んでいる人に軽井沢のことを聞くと、おしゃれで良いところという反応で、近隣の人間として誇りに思っています。
一方で、住むなら佐久の方が良いとほとんどの人が答えるそうです。
軽井沢郊外での豊かな暮らし。
そんなイメージで暮らせる地域なんですね。