目線の高さに星があるってどういうこと?

先日、佐久市の市民の方と話をしていて、このようなことを言われて意味がわからなかったといいます。

佐久市は目線の高さに星があると。

普通星を見る時は上を見上げます。

しかし、佐久市は平野が広がっていて、高い建物もないため、正面を向いていても星が見えるということでした。

都会に住んでいると正面は建物でネオンもあって星が見えることはまずありません。

もちろん、佐久市も住宅街だと家が連なっているわけですが、少し歩いて川沿いの土手に上がれば目線を遮るものは何もなく、正面に星が見えます。

北側には浅間山、南側には八ヶ岳が広がり、もちろん山はあるのですが、その上は星です。

日本一のパラボラアンテナがあり、宇宙観測所も設置されている佐久市はもともと星の観測場所として国の重要な場所として位置づけられてきました。

ずっと平地が広がる解放感というのは佐久市独特のもので、とても気持ちが良いものです。

写真ではわかりにくく、実際に見てみないとというところはあるのですが、参考までに写真をご覧ください。

こちらが南側の八ヶ岳方面。

こちらは北側の浅間山方面です。