地方移住を考える際、「農ある暮らしを始めたい!」と思われている方も多いのではないでしょうか。
ですが、どこからはじめたら良いかわからないという方も多いと思います。
そういった時に、一緒に取り組む仲間が見つかると心強いですよね。
ホシノマチ団地には、シェア農園(ホシノマチ農園)があります。
今回は、そのシェア農園の担い手を募集についてご紹介します。
もくじ
農のある暮らしをしたい。そこで、つまづく原因は多くが同じ。
- 庭付き一戸建てで家庭菜園をしながら移住生活をしたい。
- 朝採れ野菜を朝食で食べられるような生活になれば良いのに。
- 無農薬栽培をして、自給自足的な生活をしてみたい。
移住をきっかけに畑で農ある暮らしをしたいという要望は多くいただきます。
実際、程度の差はあれ、移住された多くの方が農作業を体験されていると思います。
ただ、その時に必ず聞くのが、こんなはずではなかったという声です。
都会にもある体験農園のようなところで、週1回程度の作業であれば楽しめるものの、自分の畑となると、毎日様子を見る必要が出てきます。
また、夏場の雑草の成長具合は非常にすばらしく、それを放置しておくと近所に迷惑がかかってしまうこともあります。
夏にできる野菜は自分たちだけでは食べ切れず、毎日同じメニューに…といったのは多くの方が経験されているのではないでしょうか。
こういった経験も一つの楽しみではありますが、事前にどういったものか体験できると安心ですよね。
「自由参加」が鍵!農園を「シェア」するコミュニティの力
ホシノマチ団地には、団地住民で一緒に使うシェア農園があります。
これは、住民の方が近くの耕作放棄地を見つけて、そこの地主さんと話をした結果、借りられるようになったものです。
1.労力と知識をシェアする農園活動
「農のある暮らし」は素晴らしいですが、畑を借りてゼロから始めるのは大変です。
手間も、知識も、時間もかかります。
ホシノマチ農園では、有志の住民で集まり、交代で水やりをしたり、種まきや収穫をみんなで協力して行います。
- 「今日は忙しいから水やりは無理…」
- 「週末は家族旅行で手が離せない」
そういった場合も住民同士で助け合いながらできれば、負担感も少なくなりますよね。
一方で、それぞれが100%農園にコミットできないというのも事実。
たとえ野菜がしっかり育たなかったり、育ちすぎてしまっても、「いい経験だったね!」と受け止め合える環境です。
2. 農園活動で多世代が繋がる
ホシノマチ農園でも、夏場は収穫したものが食べ切れないといったぐらい育ちます。
そんな時は、団地のコワーキングスペース(ホシノマチオフィス)に野菜を置いておきますねというメッセージが伝わり、いただいて帰るといったこともあります。
大量のときは、料理会を開催したりということもありました。
こういった取り組みは、農園を見つけることから、すべて団地の住民のみなさんが主体となって取り組んでいることです。
やってみたいながみんなで取り組むになり、その成果としての野菜もみんなで分かち合う。
そんな関係ができたのがホシノマチ農園でした。
ゆるやかなコミュニティ。今、農の分野での活躍の場があります!
ホシノマチ団地は、住民一人ひとりの「やりたい」が、団地と地域で実現していく場です。
一方で、皆さんの暮らしを最優先にする「自由参加・ゆるやかな繋がり」という仕組みの裏側で、課題もあるんです。
それは、やりたい人がいなくなったら活動がなくなるといったことです。
もちろん、暮らしの中ですので、それぞれの生活スタイルや好みといったことは分かれます。
農園の活動をやりたい方がいなくなれば、その活動は終わりというのが基本かと思います。
そんな時、農をお手伝いであればしてみたいんだけど、一人で背負うのはちょっとという方が多いのも事実です。
今回は、そんなみんなの背中を押してくれる移住希望者を募集します。
手を挙げていただいたからといって、必ずやらなくてはいけない、やり続けなくてはいけないわけではありません。
- 「農作業は未経験だけど、土に触れてみたい」
- 「子どもの自然体験の場を、作れたら良いな」
- 「耕作放棄地を復活する『チャレンジ』をしてみたい」
気軽な気持ちでご参加いただければ大丈夫です。
そんな一歩を踏み出すきっかけとして前向きにとらえていただけるとうれしいです。
耕作放棄地になっている地主さんにはとても喜ばれると思います(笑












