移住ツアーでお話をしてくれた地域おこし協力隊の加藤夕紀子さん。

ご自身の生活とそれをもとにした1年間の佐久市での様子についても語っていただきました。

お住まいは49㎡の1LDK西向き、お風呂、トイレ別で二重サッシ、床暖房なしの家だそうです。

光熱費は夏は1万円、冬は1.5万円。平均すると1.2万円程度ということでした。

佐久市臼田での1年間の流れ

冬対策として、10月中旬でこたつをだして、11月にファンヒーターを出し、霜が降りるそうです。お風呂が凍らないようにお風呂の水をためる指示が出るのがこのころということでした。
12月になると結露がはげしくなり、雪が降ります。しかし、積もらないとのことでした。
1月には、家のドアが凍って開かないことがあるそうです。日中でもマイナスの日があって、マイナス二桁の日が出始めます。
面白かったのが、3月に少し暖かくなるのが体感できて、そうなると春が楽しみになるそうです。良くも悪くも四季がはっきりしていて、季節を楽しみにワクワクする気持ちが出てくるということでした。
4月の中旬から下旬に桜が咲いて、5月のゴールデンウィークにこたつをしまうという形だそうです。

移住後の変化

佐久市に来てからの変化としては、
貧血や花粉症が軽減して、健康になったそうです。
食べ物がおいしく、野菜などをもらえるので、料理を覚えたとのことです。
地域というものを考えるようになった。
丁寧に暮らすようになった。
仕事とプライベートが一緒になった。
スペースがたっぷりで心も広く豊かになった。
人とのつながりが増えた。
声に出すと誰かが助けてくれるので願いが叶いやすくなった。
おいしい酒蔵が多く、日本酒が好きになった。特に黒沢酒造の井筒長生酒、土屋酒造の茜さすはお勧めとのことです。

地方に住むということ

東京から佐久市に移住した加藤さんですが、地方に住むということについてもお話いただきました。
まずは都心のような生活はできないことを認識する必要があるということです。そのため、利便性、消費活動を好む人はお勧めしないとのことです。
・創造を楽しむこと
・自主性を持つこと。待っていれば何か来るということはない。自分から主体的にその地域の人たちと交流することが必要。移住者だけではできることがかなり限られる。地域の人と交流ことで幅が広がる。
・そこの地に住む人と交わること
・違いを楽しむこと。
・現実は自分が創るということを知ること。同じ時期に夫婦が移住してきたが、2か月で帰ったそうです。その夫婦は、休みの日に歩いていたら、どこに行くかと聞かれて、カフェと言ったら良いご身分だねと言われたというのがとてもショックだったという話をされていたということでした。地元の人にとって、このような言い方はあいさつ程度のつもりですが、受け手としては嫌味に聞こえるもので、地域柄というのも少し認識いただいた方が良いのではということでした。

先輩移住者としておっしゃっていたのは、価値観を変えてから地方に来た方が良いということでした。

地域おこし協力隊として3年間の活動を通して、これから起業をして、マコモダケの六次産業化に取り組まれるという加藤さん。

マコモダケにご関心のある方、一緒に取り組まれてみるのもいかがでしょうか。