2月2日、3日で佐久の冬の寒さを体験する移住ツアーを実施しました。

初日はホシノマチ団地の見学、駅やスーパーなど周辺地域を歩くというプログラムでした。

二日目には、佐久市の地域のみなさんのお話を聞きましたので、ご紹介できればと思います。

まずは、地域おこし協力隊の加藤夕紀子さんが感じた佐久市の特徴について、良いところも悪いところも話していただきました。

最初から少しネガティブな話ですが、佐久市は、合併をしたまちなので、市としての一体感が感じられない。旧〇〇町という意識が強いということを言われました。

一方で、公民館活動が活発で、安価でいろいろな活動が楽しめるということです。たとえば、そば打ち、街歩き、星空観察、男の料理教室などがあって、500円から、高くても1500円ぐらいで体験できるということでした。

次に、意思決定の場に女性がいないということも指摘がありました。市にも女性の管理職がほとんどいないそうです。

個人的な経験かもしれませんがということでしたが、コンビニの店員さんの接客がすごくやさしいのに感動したということでした。

一つ意外だったのが、農業やっている人は少ないそうです。特に若い世代、お母さん世代は家庭菜園もやっていないということで、みんなが農業をしているというわけではないそうです。

また、近所づきあいが思ったよりも希薄なようで、アパートにお住まいなのですが、引越しのあいさつがないようです。敷地内で顔を合わせても挨拶すらしない人もいて、それは子どもがいる家庭でもということでした。昔から住んでいる人に話を聞いてみても、昔に比べるとあいさつがなくなったという声もあるそうです。

活動している臼田地区の印象については、ほどよく便利で、田舎と都会の両方を持っているという印象ということでした。

佐久市臼田地区は田舎と都会の両面を持つ。その理由

・佐久病院前に高速バスの停留所がある。回数券だと1回2325円。3時間半で池袋までいけます。最終便は22時15分に新宿着だそうです。臼田行きだと19時45分新宿発。池袋だと20時10分発だそうです。週1でも月18,600円というのは東京に行き来しやすいのではないでしょうか。
・農村医療の聖地で、昔の病院関係のOB、OGが地区に多くいる。ホスピタリティ精神があふれる人が多いそうです。
・現代の風潮も程よく受け入れられているということでした。(望月地区は昔ながらというのも多いそうです)
・1時間に1本ぐらいですが、小海線があるので何かあった時に便利だということです。
東京からのバスが満席だったことがあり、新幹線で帰ったのですが、新幹線の駅からタクシーだとお金がかかるが、小海線があるので安く帰れるとのことでした。
・熱帯夜が1日もない。日中は暑くても夜は涼しい。エアコンを夜につけたことはないとのことです。
・中部横断道が無料で、佐久平駅が近い。道の駅は高速だと7分ぐらい。佐久平駅は15分ぐらいで着くということでした。
・スーパーツルヤがあって、見切り品が多いのでお手頃。売っているものは新鮮で、オーガニック食材がたくさんある。長野県産の食材も多いということでした。
・コンビニもほどほどにあって深夜などでも買い物には困らないということです。
・生ごみだけ分別回収してくれて、たい肥にしてくれるということで、ごみが少なくすませられるということでした。
・農地がほどほどあって、農業をしたいと思ったら見つけやすいようです。
・奥に入れば田舎で、自然を体験できます。
・商店街があるので、電灯があり、安心感があるということです。また、まちのための行事が商工会で実施されるのも盛り上がりにつながるということでした。
・地震が少なく、体感したのは3年間で1回だけということでした。
・温泉が近い。1時間圏内で5~6件ある。500円ぐらいで入れるとのことです。

佐久市臼田地区生活のデメリット

・今住んでいるところはゴミステーションが遠く、往復で10分かかるそうです。
・水道代が高い。
・ガス代が高い(お住まいはプロパンだそうです)
・車を使うので全く歩かなくなる。
・ご飯がおいしいので、太る。
・店が早く締まる。
・おしゃれな飲食店が少ない。
・公共交通が少ない。
・道路が凍る
・地区の仕事がある。
・道が暗い(商店街は明るいが、少し入ると懐中電灯を持って出歩くことになる)
・寒い

かなり濃い内容のお話をしていただいていますが、まだまだお話いただきました。

臼田での生活コスト、移住してからの変化については次回お伝えします。